とけレディース

土気レディースクリニック

ママダイアリーMama Daiary

当院には「想い出ノート」というものが設置してあり、入院中の妊婦さんや産後のお母さん達が、その時に思いついたことや、気づいたことなどを、自由に記入していただいております。 このノートを拝読いたしますと、その時のお気持ち、状況といったものが臨場感たっぷりに、いきいきと表現されており、本当に感心するばかりです。ぜひご一読ください。 当院での入院の様子を知る上で、皆様の参考になるものと思います。

院長

H27.8.22 PM11:16 第2子 ありさ誕生

8/19 PMより前駆陣痛始まる。

深夜、タクシーでクリニックへ。…翌20日朝に弱まり、美味しい朝食を完食してから帰宅。

20日はほとんど何もなく、21日は再び朝から前駆陣痛が始まった。でも、6~7分間隔の陣痛は短くもならず、より強くもならず、またこのままかも…と思いながら、クリニックにTelしたら、とりあえず来て下さいとのこと。夫は仕事だったので義母さんに上の子をお願いし、1人電車で向かった。

「6センチ開いてるね…入院です。」岩田先生の言葉にへ?!と言ってしまった。まさかそのまま入院になるなんて思ってもみなかったので、気だけが焦ってしまい、陣痛室ではメールやら電話やら落ち付かず…何よりも、上の子が心残りで、思わず泣いてしまう始末…。助産師さんに、これから頑張らなきゃ‼と励まされ、夫が来てくれるまで1人で陣痛と闘い始めた。夕食もしっかり完食し、頑張るぞ!と思ったらすぐに陣痛が強くなってきて、あぁ、こんなんだったよね、陣痛って…と、気持ちがだんだんと弱くなってきてしまう私。

1人目の時も陣痛が長くて気持ちが折れてしまっていたので、夫が来てくれた時には、正直ホットとした。

ところが、陣痛はなかなか短く、強くなってくれない。歩けなくなると大変だから、と早めに入った分娩室が、ホントの地獄だった。あと1センチがなかなか開かず、陣痛の度にカラカラの喉、激痛が走るようになった腰が、ジャマをしてくる。

弱気な私に追いうちをかけるように段々と陣痛が弱く、間隔があくようになってきてしまった時には、助産師さんに経産婦さんなんだから腰痛くてもガマンしてー、赤ちゃん下りてこられないよ、と叱咤激励され、半ベソをかいてムリーと言う私。もう、ホントに恥ずかしいほどのヘタレでした。結局、陣痛促進剤の助けをかりて、最後の陣痛を起こしてもらい、何とか出産できました。声を上げて泣きました。ツラかった…

1人目は、こんなだったかな…とうつろになりながら思い返してみると、1人目も実は陣痛に時間がかかり、進みにくかったのを思い出した。あの時も、もう切ってくださいーなんて言ってたような…。

先生、スタッフさんのおかげで、2人の女の子をこちらで出産でき、とても幸せでした。料理もとっても美味しく、明日退院するのがホントにさびしい…。とても感謝しております。本当にお世話になりました。

H27.8.25 りな・ありさママ