とけレディース

土気レディースクリニック

ママダイアリーMama Daiary

当院には「想い出ノート」というものが設置してあり、入院中の妊婦さんや産後のお母さん達が、その時に思いついたことや、気づいたことなどを、自由に記入していただいております。 このノートを拝読いたしますと、その時のお気持ち、状況といったものが臨場感たっぷりに、いきいきと表現されており、本当に感心するばかりです。ぜひご一読ください。 当院での入院の様子を知る上で、皆様の参考になるものと思います。

院長

H27.12.7(月) 21:49 2680g 女の子出産

7才、4才、2才の3人の兄がいます。(小1)(年中)(保育園)です。

1番上の子は里帰り出産。2番目からはみんなこちらでお世話になりました。

前回の出産が最後のつもりだったのに、またお世話になることになりました。

男の子3人の世話だけでもイッパイイッパイの日々。4人目なんてあり得ないと思っていました。でもパパはなんだか嬉しそう。なぜ?!そしてまた男の子だったらどうなっちゃうの?!そんなこと言ってもせっかく授かった命をなかったことにする勇気もなく、日々は過ぎていきました。

後半、健診時の赤ちゃんの大きさがあまり大きくならない。「おなかの環境が悪いのかな。早く出しちゃってもいいかもね」と先生。しかし今までみんな予定日くらいに生まれていたので、今回もそのつもりでした。

12/7 予定日の1週間前、朝にお印らしきものあり!え?まだ準備ちゃんとできてないし、家に応援のおばあちゃんも主人の妹も来ていません。3番目の時、早く生まれるものと2週間前からスタンバイして結果予定日3日おくれ、それも前日に階段ののぼりおりやランニング、スクワットたくさんやって生まれたので、今回はみんな早くスタンバイしてませんでした。それでもお印からあと3日位で生まれるのかなと思っていました。お印に動揺しましたが、お兄ちゃんの学校の個人面談、その後幼稚園のお迎え、やることは待ってくれません。

お昼過ぎから何だかおなかが痛む。もしかしたら入院?!もう明日には買い物行けない?!

・16時頃 子供達は公園で遊ぶと言うので置いていき、あわてて足りないベビー用品の買い物へ 20分間隔で痛い気がするけど気のせいかしら?!と車をとばす。

・17時頃 公園へお迎えに。夜ごはん作れないかもと思いスーパーへ行き子供達に「好きなもの買いなさい」とお弁当、おそうざいをたくさん買い、いちばん下の子を保育園に迎えに行く。おばあちゃんに一応連絡入れる。

・18時頃 やっぱりこれは陣痛かも?!あわててパパに連絡。でも、明日仕事できなくなる分少しやって行った方がいいねと2人で判断し、パパの帰りを待つことに。その間に子供達とごはんを食べる。家の中を少し片付けて入院の最終準備

・19時頃 やっぱり間違いなく陣痛だ。パパに連絡。仕事きりあげて帰ると言ってくれる。

・19:45頃 病院へ連絡。この時すでに陣痛は10分間隔「すぐに来て下さい」と言われるがパパがまだ帰って来ない!

・20時頃 パパ帰宅、シャワー浴びて行こうと思ったら「ぼくも入る!」とお兄ちゃんが入ってきた。これから病院行っておばあちゃん迎えに行くと夜遅くなるからついでにみんな入れてしまえ!と子供たち3人まとめてお風呂に入れる

そうこうしているうちに病院到着が21時20分頃。この時陣痛間隔は5分を切っていたかもしれない。病院に入るとすすぐ痛くてうずくまる。「早く診察させてー!」と助産師さん。痛みおさまるとすぐに2階へ。「もう頭がすぐそこにある!動けるうちに分娩台へ行きましょう!」と言われすぐ台に上がる。

ゆっくりモニターつけて痛がっている暇もなく、21時49分、無事に女の子出産!ギリギリでした。

妊婦健診の時、ずっとモニターでは不鮮明で「女の子っぽいけど」確定できなかったのにパパは絶対女の子だと信じて疑わなかったね。期待通りの姫が生まれて本当に良かったね!パパも出産翌日は午前休をとっておばあちゃんと子供たちの準備や家のことをやってくれました。

「家のことは任せてもらってゆっくりと休んでください。元気な赤ちゃんを産んでくれてありがとう お疲れ様」なんてメールをくれました。とても嬉しかったです。

毎日忙しい日々だったので、入院中は美味しいごはんを食べながらゆっくりさせてもらいました。やっぱりここのごはんは最高においしいです!

お世話になった先生、助産師さん、看護師さん、シェフやスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。